【FP3級(日本FP協会)】実技試験 出題内容・対策解説!

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ポイントイメージ 資格/勉強

本記事はこんな方にオススメ!

  • FP実技試験の内容を知りたい
  • FP実技試験の対策は何をすべきか分からない
  • 学科試験と実技試験の勉強配分が分からない

FP2級技能士のきのこです。

FPには、学科試験と実技試験があります。
どちらの試験も60%が合格基準となっており、両方合格して初めて「完全合格」となります。

初めてこれを知った方は、「実技試験って何をするの?」「なんだか難しそう…」と不安になりますよね。
私もそうでした。

しかし、安心してください。
実技試験はそう難しいものではありません。
しっかり内容を把握して対策をすれば、必ず合格できます。

では、具体的にどんな試験内容なのか、どんな準備をどのくらいしたら良いのか、本記事で徹底解説していきます。
これを読めば、きっと実技試験への不安はなくなると思います。

きのこ
きのこ

なお、実技試験の内容は、試験実施団体によって異なります。
本記事は、日本FP協会での受験者に向けた内容となりますのでご了承ください。

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FP3級 実技試験 出題範囲・出題形式

出題範囲

実技試験のために、新たに学ぶべき内容はありません。
学科試験と同じ出題範囲ですので、ご安心ください。

出題形式

出題形式は、学科試験と実技試験で異なります。
日本FP協会 FP3級試験の場合は、以下の通りです。

学科:○×30問+三肢択一30問
実技:三肢択一30問

学科試験の三肢択一は、選択肢のほとんどは「単語」です。
対して実技試験の三肢択一は、選択肢が「文章」になっていることが多いです。

実技試験で出題される問題はほぼ全て、次の4通りに当てはまります。

  • 3つの文章が提示され、適切/不適切な文章を1つ選択させる問題
  • <資料>が提示され、<資料>の空欄に当てはまる単語/数字として正しいものの組み合わせを選択させる問題
  • <資料>が提示され、<資料>から読み取れる内容として適切/不適切なものを1つ選択させる問題
  • <資料>が提示され、<資料>から計算した結果(数字)として適切/不適切なものを1つ選択させる問題

FP3級 実技試験 難易度・合格率

難易度

難易度はそう高くありません。問われる知識自体は、学科試験と同等レベルです。
「選択肢が文章=情報量が学科試験より多い」ということから、むしろ実技試験の方が簡単だと感じる人もいるかもしれません。

「<資料>から読み取る」というと難しく聞こえるかもしれません。
しかし逆を言えば、知識が無くても<資料>に答えが載っていることがあるのです。
落ち着いて問題と向き合うことができれば、恐れる必要はありません。

合格率

合格率についても、学科試験と実技試験は同等レベルということができます。
やや実技試験の方が合格率が低い傾向にありますが、誤差の範囲内でしょう。
過去5回分の合格率の結果です。参考にしてください。

参考:日本FP協会ホームページ FP技能士の取得者数 及び 試験結果データ

FP3級 実技試験 勉強時間・勉強方法

勉強時間

結論から言いますが、学科試験対策と実技試験対策を、50:50で勉強してはいけません。
学科試験対策8割、実技試験対策2割と覚えておきましょう。
また、学科試験の内容をしっかり頭に入れてから、実技試験対策を始めるようにしましょう。

例えば初学者であれば、FP3級合格のためには、平均120時間程度の勉強量が必要です。
1日2時間の勉強時間とすれば、60日間かかる計算になります。
その場合、初めの1カ月半程度は学科試験に集中して勉強を進め、最後の10~14日程度を実技試験対策に充てるようなイメージを持つと良いでしょう。

勉強方法

では、どんな勉強をすれば良いのかというと、「過去問のみでOK」です。
過去問と同じ形式・内容である場合が多く、数字を変えたり、空欄の場所を変えたりして出題されることがほとんどです。

特に実技試験では、突拍子もない問題が出るということはまずありません。
万が一そういった問題が出たとしても、それ以外で得点できていれば全く影響はありません。ご安心ください。

過去問を3~5回分程度、繰り返し解いてください。
「<資料>のどこに注目すべきか」「どの数字を使って計算したら良いのか」という視点で問題慣れをしておくだけで十分です。

まとめ

FP3級 実技試験
  • 新しく学習すべき内容はない
  • 出題形式は三肢択一
    (選択肢は文章が多い)
  • 合格率は学科と同等レベル
  • 勉強時間は学科8割・実技2割
  • 対策は過去問のみでOK

「実技試験」という名前のせいで、受験生の多くは尻込みしまいます。
しかし、内容をしっかり知れば、そう恐いものではありません。

「試験2週間前から実技試験対策を始めるのでは遅い気がして不安だ….」という方もいるかもしれません。
そんな方は、学科試験勉強を1科目終えるごとに、実技試験の過去問も少し解いてみると良いでしょう。

そして、試験当日に大切なことは、「落ち着いて<資料>を見ること」です。
分からない問題でも、答えが隠れているかもしれませんよ!

なお、FP3級試験勉強のスケジュールや学習順番で悩んでいる方は、以下の記事を併せてお読みください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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きのこのプロフィール

日系メーカー勤務。
マンネリ化した日々に危機を感じ、1年間で宅建士・FP2級技能士の資格を取得。

『ゼロイチきのこブログ』では、私が「やって良かった」「もっとこうしたら良かった」と感じたことを素直に発信しています。「自分もやってみよう」と皆さんに思って頂けるような内容をお届けできれば嬉しいです。

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