宅建試験に独学4カ月で一発合格したきのこです。
本記事は、「宅建は独学で取得できる!」というお話です。
私自身、平日の昼間はサラリーマンとして勤務しながら、4カ月で合格まで漕ぎつけました。
「独学で続けられるか、勉強がはかどるか不安…」という方はぜひ最後までお読みください。
具体的な勉強スケジュールもご紹介しますので、参考にしてください。
また、独学に自信がないという方や、既に一度不合格となってしまった方には、通信講座の活用もオススメしています。
独学を選択した理由
宅建を受験しようと決めた時、まずはじめに悩むのが「独学か予備校か」ではないでしょうか。
私は独学を選択しました。そして4ヶ月間勉強し、43点で合格できました!
理由① 費用が安い
なんといってもこれでしょう。独学を選択した理由の8割以上はこれです。(笑)
独学なら、出費は教材費のみでOK。数千円~1万円程度で済むのです。
因みに、予備校の相場は10万~28万円です。通信教育の相場は6万円前後です。
理由② 自由に勉強できる
これが残りの2割の理由です。
予備校は通常、カリキュラムが決まっていて、それに沿うように学習を進めます。
しかし独学であれば、好きな分野から、好きな時間だけ勉強することができます。
もし予備知識があれば、そこを飛ばすこともできるのです。
自由に勉強=強制力はないので、自分に厳しくする必要はあります。
勉強時間
『宅建合格には、一般に300~350時間 の勉強が必要と言われています。1日2時間の勉強だと、5~6カ月勉強するイメージです。』
ネットで情報を探すと、このような記載が多いのではないでしょうか。
しかし、試験の半年前の勉強量と、1カ月を切った時点での勉強量が、同じなんてことはあるでしょうか?
当然、試験に近付けば近づくほど、たくさん勉強しますよね。
単純に300時間を日数で割るのではなく、どの時期にどの程度勉強するのか、具体的に戦略を立てると良いでしょう。
まず、宅建の勉強期間は4カ月と決めましょう。6月スタートです。
勉強期間が長すぎると、途中でダレてしまいます。
平日にあまり時間が取れない方は、休日にまとまった時間を取りましょう。
ただし、毎日必ず少しは触れることを約束しましょう。
学習時間のイメージは以下の通りです。計320時間になります。
勉強の仕方さえ間違えなければ、十分合格できる勉強時間です。
この時間を毎月こなせるよう、週単位まで勉強時間を落とし込んでみてください。
さらに具体的なスケジュールを知りたいという方は、以下の記事をお読みください。
独学で使っていたツール
1. 教科書
デザインはそれぞれ好みがあると思いますので、本屋で中身を確認し、気に入ったものを購入すれば良いと思います。ただし、必ず最新版のものを購入しましょう。
特に、2021年の民法改正は、宅建の試験範囲にも大きく影響しました。
改正前と改正後で、解答の○×が変わることもあります。
せっかく覚えたのに改正前の内容だった!なんてことにならないよう、くれぐれもご注意ください。
なお、ノート作りについては以下の記事で詳しく解説していますので、併せてお読みください。
2. 過去問題集
過去問題集は、10年分以上が収録されているものを選びましょう。
当然、こちらも教科書同様、最新版に限ります。
最新版であれば、過去問にも民法改正による修正が加えられています。
最終的には、これをほぼすべて正解できるまでやりこむことが必要です。
3. YouTube
独学の場合は、先生は教科書のみです!分からなければ、徹底して教科書を読むしかありません!
…なんてことはありません。ご安心ください。
近年、多くのYouTuberの方が資格試験の解説動画を公開しており、宅建でも有名なYouTuberがいらっしゃいます。
ここでは、私が毎日視聴させて頂いたYouTuberを2名ご紹介します。
4. 予想問題集
テキスト・問題集とは別に、予想問題集も購入しましょう。
予備校などが、過去の試験内容から分析して作成した問題で、試験3~4回分が収録されています。
活用時期は、試験直前2週間ほどが適しています。
本番さながらの緊張感で、2時間通して取り組んでみると、時間配分や解く順番などが見えてくるはずです。
なお、私が使用していた予想問題集はこちらです。
5回分収録されているため、しっかりやり応えがあります。「当たる!」と評判です。
まとめ
以上、宅建を独学で合格するためのメソッドを一通り解説しました。
特にYouTubeの活用が合格のカギです。
多くの受験生はこれを見ているので、受験生のレベルUP⇒試験の難化に繋がっている気もします。(笑)
また余談ですが、勉強に疲れた時はドラマや漫画で息抜きすることも大切です!
そして何より、独学に最も必要なのは、『自律』です。
計画を立て実行する。それが出来れば必ず合格します。
なお、各科目の学習ポイントが知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!