【FP3級】どの科目から勉強するのが効果的?オススメの学習順番を紹介!

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本記事はこんな方にオススメ!

  • FPの6科目全て学習経験なし、知識ゼロ
  • FP3級のオススメの学習順番を知りたい
  • ライフプランニングと資金計画から学習を始めたが挫折しそう

FP2級技能士のきのこです。

FP3級受験の皆さん、学習は進んでいますでしょうか?

FPには6科目あります。
科目間での関連性は低いため、基本的にはどの科目から勉強を始めてもOKです。
既に特定の科目での学習経験があったり、知識があったりする方は、そこから学習を始めるのが良いと思います。
もしくは、教科書をざっと一周読んでみて、興味のある科目から学習するのもOKです。

参考までに、私が実際に使用した参考書と問題集をご紹介します。
王道の2冊ですが、イラストや図解などで非常にわかりやすくまとめられています。

特にこだわりもないので、何となく第1章の「ライフプランニングと資金計画」から始めている、という方も多いのではないでしょうか。
でも、意外とこの1章が難しいんです。
そこで挫折してしまってはもったいないですよね。

そこで本記事では、どの科目も学習経験がないという方に向けて、FPのオススメ学習順番をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

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6つの科目 概要と学習難易度

きのこ
きのこ

学習難易度は、暗記すべき数字の量・内容の複雑さを考慮し、5段階で評価しています。

① ライフプランニングと資金計画

 :公的年金・社会保険など
難易度:★★★★★

ライフプランニングと資金計画では、主に年金・社会保険について学習します。
これらは「どんな人も見捨てない」というセーフティネットとしての役割があることから、非常に複雑な制度設計になっています。
私自身も、最後まで苦手意識があったのがこの科目です。

② リスクマネジメント

内 容:生命保険・損害保険など
難易度:★★☆☆☆

リスクマネジメントでは、主に生命保険について学習します。
私たちの生活に最も身近な分野ですし、既にある程度の知識があるという方も多いのではないでしょうか。
覚える数字が少ないことも難易度が低い理由のひとつです。
ただし、生命保険の種類が多いため、ここで混乱しないよう注意が必要です。

③ 金融資産運用

内 容:金融商品・資産運用など
難易度:★★★☆☆

金融資産運用では、主に債券・株式について学習します。
出てくる用語は馴染みがなく難しく感じますが、内容は意外とシンプルです。
一部、利回りの計算などを学習するため、「計算が苦手」という方は気合いを入れていきましょう。

④ タックスプランニング

内 容:所得税・住民税など
難易度:★★★★☆

タックスプランニングでは、主に所得税の計算方法について学習します。
事業をされていたり、税務署職員などであればよくご存じとは思いますが、一般の方はあまり馴染みがないですよね。
とにかく数字が多く、控除の適用要件等も正確に記憶する必要があります。

⑤ 不動産

内 容:不動産取引・有効活用など
難易度:★★★★★

不動産では、主に不動産取引や各種法律について学習します。
法律の初学者にとっては、とっつきにくい分野No.1ですよね。
また、建蔽率・容積率などの計算問題が学習内容に入っていますので、こちらも注意しましょう。

⑥ 相続・事業承継

内 容:相続・贈与など
難易度:★★★★☆

相続・事業承継では、主に相続税・贈与税について学習します。
前半は、相続分など関することなので、興味がある方も多いと思います。
しかし後半は、主に税金の話です。
特例もたくさん出てくるため、時間を掛けて学習することをオススメします。

オススメの学習順番

では、FP試験において効果的な学習順番を見ていきましょう。

オススメの学習順番

④ タックスプランニング
⑤ 不動産
⑥ 相続・事業承継
③ 金融資産運用
② リスクマネジメント
① ライフプランニングと資金計画

「タックスプランニング」は、税金について学習します。
実は、この「税金」は他の科目でも頻出する話題なのです。
そのため、はじめにタックスプランニングを学んでおくことで、残りの科目の学習効率が格段にUPします。

「不動産」「相続・事業承継」は非常に相性の良い科目です。
想像がつくと思いますが、相続の対象は現金だけでなく、不動産なども含まれるからです。
そのため、これら2つを順番に学習することが効果的と言えます。

「金融資産運用」は、私が考える「実生活で役に立った科目ランキングNo.1」です。
また、普段の生活ではあまり馴染みのない用語がたくさん出てきます。
勉強が波に乗ってきたところでしっかり学んで頂きたく、4番目に配置しました。

「リスクマネジメント」「ライフプランニングと資金計画」も相性の良い科目です。
社会保険を補う形で加入するのが生命保険だからです。
「じゃあライフプランニングと資金計画を先に学習した方が良いんじゃない?」と思われる方もいると思います。
しかし、ライフプランニングと資金計画は6科目の中で最も複雑で、挫折しやすいと言われています。社会保険・年金の構造が厄介なのです。
また、名前の通り人生全体を通した話題であるため、最後に学習することをオススメします。

まとめ

ポイントは、タックスプランニングから始め、ライフプランニングと資金計画で終わることです。
また、相性の良い科目を順に学習することです。

私自身、FP3級受験時は、何も考えずに第1章から順に勉強してしまいました。
2級受験時に学習順番を改めて考え、本記事で紹介した通りに進めたところ、非常に効率的な学習順番だと実感することができました。

同じ内容であっても、順番を工夫するだけで、効果的に勉強を進めることができます。
特に、試験まで時間がないという方には、ぜひこれを実践して頂きたいと思います。

学習スケジュールやまとめノート作りに悩んでいる方は、以下の記事も併せてお読みください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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きのこのプロフィール

日系メーカー勤務。
マンネリ化した日々に危機を感じ、1年間で宅建士・FP2級技能士の資格を取得。

『ゼロイチきのこブログ』では、私が「やって良かった」「もっとこうしたら良かった」と感じたことを素直に発信しています。「自分もやってみよう」と皆さんに思って頂けるような内容をお届けできれば嬉しいです。

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