【資格試験勉強】まとめノートを作る際の10のポイント(注意点)を解説!

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本記事はこんな方にオススメ!

  • まとめノート作りのポイントが知りたい
  • まとめノート作りに時間ばかり掛かってしまう
  • まとめノートがテキストの丸写しになってしまう

きのこです。
1年間で、宅建士とFP3級/2級に合格しました。

さて、試験勉強でまとめノートを作成しているという方も多いと思います。これから作成しようか悩んでいるという方もいるかもしれません。

私もこれまで何度となく、ノート作りに挑戦してきました。
無駄に時間を掛けてしまったり、テキストの丸写しになってしまったり、失敗した経験も沢山あります。
そんな経験を通して得た、「まとめノートを作る際のポイント(注意点)を10個、ご紹介します。

きのこ
きのこ

私はこのやり方で実際にまとめノートを作成し、最大限に活用し、1年間で3つの資格試験に合格しました。

それではさっそく、見ていきましょう。

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まとめノートを作る際の10のポイント(注意点)

① 目的を忘れないこと

最も重要なことは、「目的観」です。
「何のためにまとめノートを作るのか」を意識しないと、ただただテキストの丸写しになってしまいます。
「ノートを作っただけで、勉強した気になってしまった。」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

まとめノート作りはあくまで、「学習のための基盤作り」です。
ノートをうまく活用すれば、その後の学習は効率的に進みます。
その目的観を忘れず、「どうやったら後からわかりやすいか/暗記しやすいか」という視点を持ってまとめノートを作成していきましょう。

② 必要/不要をしっかり判断すること

まとめノート作りの最大の欠点は、「時間が掛かること」です。
そして、時間が掛かりすぎるのは、「不要なことをたくさん書いているから」です。

「そんなこと言われても、何が必要で何が不要か分からないから困ってるんだ!」と思われるかもしれません。
そんな方は、明らかに重要なことだけに絞ってノートに書いていきましょう。
必要か不要か分からないような部分は、はじめのうちはノートに書かなくてOKです。
必要となれば、後から書き足していけばいいのです。

③ 単語や箇条書きで書くこと

まとめノートには、つらつらと文章を書く必要はまったくありません。
「ノートの1行に収まらない情報は2つに分ける」などして、あくまで箇条書きで書くことを心がけましょう。
そうしないと、結局テキストの丸写しになってしまうからです。

特に、「しかし」「そして」などの接続詞は不要です。
関連性を示したい時には、矢印や※などを上手に使うことがポイントです。

④ 形式やルールにこだわりすぎないこと

形式や、細かいルールにこだわり過ぎることも、時間を浪費してしまう原因となります。

カギ括弧の種類などは統一した方が分かりやすいのでしっかりルールを決めましょう。
一方で、「どこに何色を使うか」「どの位置から書き始めるか」など、ルールを細かく決めすぎると、余計なことに時間や頭を使ってしまいますのでご注意ください。

⑤ 情報の比較をしながらまとめること

テキストは、目次に沿って解説されていきます。
そのため、前に出てきた情報との比較はなかなかされていません。
ノートにまとめる際には、「情報の比較」を意識するようにしてください。

わかりにくいという方のために、例を出して説明します。
例えば、あなたは今、動物について学習しています。
テキストには、第1章は犬、第2章は猫について、それぞれの性格・食べ物などが書かれています。
これをこの順番のままノートにまとめていくのではなく、「性格の違い」「食べ物の違い」というように、両者を比較しながらまとめていくことが大切です。

情報の比較をしようとすると、脳は活発に動きます。
結果、ノート作りが記憶に残り、「意味のある時間」となるのです。

⑥ 図や表を描くこと

テキストに文字や文章で書いてあるものを、図や表にできないか一度考えてみましょう。
特に、2つ以上の情報の比較をする際には、必ず表を作るようにしましょう。

図/表というのは、視覚的に記憶に残ります。
一度自分がオリジナルで描いたものであれば、そう簡単に忘れることはありません。
図を描く際は、シンプルなものにするよう、心がけましょう。
凝りすぎるのは時間の無駄です。

⑦ ベースの文字は青ペンで書くこと

「青ペン勉強法」を聞いたことがある人もいるかもしれません。
青には、リラックス効果や集中力を高める効果、また記憶力が向上する効果があると言われています。

私も半信半疑で試してみましたが、確かに、青ペンには新鮮味が感じられ、記憶に残りやすい気がしました。思い込みかもしれませんが。(笑)

⑧ アンダーラインには色を使いすぎないこと

アンダーラインなどに使う色は、1色のみ、多くても2色までにしましょう。

つい色を使いすぎてしまう人も多いと思います。
そうすると結局、「きれいなノート作り」が目的となってしまったり、ペンを持ち替えるための無駄な時間が発生したり、あまり良いことがありません。
また、1ページに3色以上使ってしまうと、注意が散漫になり、重要ポイントが頭に入りにくくなります。

どうしてもたくさんの色が使いたいという人は、章ごとにアンダーラインの色を変えるなど工夫しましょう。

⑨ 余白を作ること

はじめからノートにぎちぎちに情報を書き込んでいませんか?
まとめノートを作る際は、なるべく行間を空けるなどして、ノート全体に余白を作るよう心がけましょう。

これは、後から追加情報や図を書き込むためです。
過去問題集などを解いていると、必ず、ノートに書いていない情報が出てくるはずです。
そんな時、書き込むスペースのないノートだと、非常に使い勝手が悪くなります。

⑩ 定期的にテキストの目次に目を通すこと

まとめノート作りは、それなりに時間のかかる作業です。
没頭してしまうと、「自分が今何を学習しているのか」見失ってしまうことがあります。
恐らくテキストは、1章の中を、いくつかの大項目で分けていると思います。
少なくとも、その項目の節目には、テキストの目次に目を通す習慣をつけましょう。

「今何をまとめているか」が明確になっている状態と、不明確な場合では、ノート作りの学習効果に圧倒的な差が出ます。
ここは必ず意識するようにしてください。

まとめ

まとめノートを作る際の10のポイント(注意点)

① 目的を忘れないこと
② 必要/不要をしっかり判断すること
③ 単語や箇条書きで書くこと
④ 形式やルールにこだわりすぎないこと
⑤ 情報の比較をしながらまとめること
⑥ 図
表を描くこと
⑦ ベースの文字は青ペンで書くこと
⑧ アンダーラインには色を使いすぎないこと
⑨ 余白を作ること
⑩ 定期的にテキストの目次に目を通すこと

これらを意識するだけで、きっと、あなただけの素晴らしい「まとめノート」が完成します。
「まとめノート作りは意味がない」と言っている人は、「意味のあるノート作り」ができていないだけなのです。

ただし、繰り返しになりますが、まとめノート作りはあくまで「学習のための基盤作り」です。
そこを忘れずに、取り組みましょう。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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きのこのプロフィール

日系メーカー勤務。
マンネリ化した日々に危機を感じ、1年間で宅建士・FP2級技能士の資格を取得。

『ゼロイチきのこブログ』では、私が「やって良かった」「もっとこうしたら良かった」と感じたことを素直に発信しています。「自分もやってみよう」と皆さんに思って頂けるような内容をお届けできれば嬉しいです。

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