大手メーカーで商品企画業務をしているきのこです。
あなたは、上司に信頼されていますか?
「はい、信頼されています!」と胸を張って答えられる人は、そう多くないと思います。
私自身は、「上司からの信頼」を常に第一に考えています。
これまで8人の上司を経験してきましたが、新しい上司の下で働く度に、どうやって信頼を勝ち取ろうか模索してきました。
そしてその結果として、入社以来、社内で上位20%のA評価を毎年継続してもらうことができています。
本記事では、上司に信頼される意義と、信頼される部下の特徴を3つご紹介します。
これらを意識して仕事をすることで、評価は格段に上がるはずです。
ぜひ、最後までお読みください。
上司に信頼されることの意義
上司の信頼が厚い人は、社内評価が高まり、結果として給与UPや出世に繋がります。
しかし、それだけではありません。
私が大切だと思うのは、上司からの信頼が厚くなることで、「自分自身の仕事がやりやすくなる」という点です。
「なぜやりやすくなるのか?」
それは、「上司からの信頼が厚くなる⇒自身の裁量が多くなる⇒業務を効率的に回すことができる」というメカニズムです。
また、自分の意見が通りやすくなったり、理不尽に仕事を押し付けらることが減ったり、たくさんのメリットがあります。
私は、「上司からの信頼=仕事の基盤」であると思っています。
信頼される部下の特徴 3つ
① 上司の指示はすぐにやる
「言ったのになかなかやってくれない」「やったのかどうか報告がない」というのは、上司からの信頼を失う最も大きな要因です。
基本的には、短時間で終わる上司からの指示は、真っ先に行うべきです。
当然、自分が抱えている仕事もあるはずですので、すぐに対応できないという場合もあると思います。
そんな時は、「いつやるか」を伝えたり、「いつまでにやったら良いか」を確認したりする努力が必要です。
上司とコミュニケーションをしっかりとることで、上司の不満を解消しましょう。
そして、仕事を終えたら必ず報告をしましょう。報告までが仕事です。
これを忘れてしまう人が非常に多い印象です。
せっかく仕事をしたのに上司に認められないともったいないですよね。
優先順位が上手につけられないことに悩んでいる方も多いかもしれません。
そんな方のために、以下の記事で詳しく説明していますので、参考にしてください。
② 上司が求めることを先読みする
上司が次にどんなことを求めるか、想像しながら仕事を進めていますか?
それを先読みをして手を打つことで、「気が利く」「仕事ができる」という評価に繋がります。
簡単な例ですが、「XXXXについて調査してくれ」という指示の先には、「調査結果を基に資料を作って欲しい」などといった要望が隠れているかもしれません。
そういった要望を事前に察知して動くことが非常に重要です。
ただし、先読みをしすぎて不要な仕事をしてしまうリスクもあるため、上司に確認しながら進めるべき時もあります。
先読みをするために最も必要なことは、「仕事への理解」です。
仕事内容や背景への理解が深いほど、想像力が働き、「次にやるべきこと」がわかるようになります。
なんとなくで仕事を引き受けるのではなく、しっかり理解して自分のものにした上で仕事に取り掛かるよう心がけましょう。
③ 上司の立場を理解する
「どういうこと?」と思われた方もいるかもしれません。
例えば、上司に頼まれた仕事が、自分の立場から考えると「やる意味がない」と感じる業務だとします。
しかし元を辿ると、「部長から課長への指示⇒課長から自分への依頼」であるかもしれません。
その場合、部長はなぜその仕事を指示したのか、課長はなぜ断らずに引き受けたのか、そこを考える必要があります。
もしかしたら課長自身も、「意味がない仕事だ」と感じながらも、引き受けざるを得ない事情があったかもしれません。
こうした上司の立場を理解しようとすることで、「サラリーマンとしての能力が高い」と評価されることでしょう。
だからと言って、上司に100%従う必要はありません。
私自身も、本当に納得がいかないことは、遠慮なく伝えるタイプです。
ただ、「自分の立場から見た時の仕事」と、「上司の立場から見た時の仕事」というのを意識することが大切だということです。
まとめ
以上、信頼される部下の特徴をご紹介しました。
繰返しになりますが、「上司に気に入られること」が目的ではありません。
あくまでも、「正当に評価され昇進を目指す」「自分自身が仕事をやりやすい環境を作る」などが目的になります。
そのために必要な要素として、「上司からの信頼」があると思ってください。
ビジネスマンとして生きていく上では、信頼こそ宝だと思っています。
上司に信頼される人は、経営層や顧客からも信頼される人です。
しっかりと信頼を勝ち取りましょう!
なお、信頼を得るには「上司報告」も非常に重要なスキルとなります。
自信がない方は、以下の記事を併せてお読みください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!