宅建試験に独学4カ月で一発合格したきのこです。
本記事では、宅地建物取引士を取得するメリットを5つご紹介します。
本業として不動産業界に携わっている人はもちろんのこと、本業は別の業界だという人にとっても、宅建士は魅力的な資格のひとつだと思います。
私自身も、本業はメーカーでの商品企画業務ですが、宅建士に挑戦し無事合格しました。
挑戦しようか悩んでいる方、なかなか合格できず諦めそうな方の参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
宅建士を取得すべき5つのメリット
① 直接的な年収アップにつながる
多くの不動産会社は宅建士である社員に手当を支給しています。
手当の額は様々ですが、月2~4万円が相場です。
つまり、資格を持っているだけで年収が24~48万円UPするということです。
不動産業界で勤務している方は、これだけでも十分取得メリットがありますね。
② 独占業務がある
宅建士には、以下の独占業務があります。
- 重要事項の説明
- 重要事項説明書(35条書面)への記名・押印
- 契約書(37条書面)への署名/押印
つまり、宅建士でなければできない仕事があるということです。
独占業務の有無で、資格の価値は大きく変わります。
もし本業が不動産業界なら、宅建士を取得することでまた一段と会社で評価されるはずです。
もう取らない理由はありませんよね。
③ 就職・転職に有利
宅建業法上、従業員5人に対し1人の専属の宅建士を置くことが義務付けられています。
不動産会社は専任の宅建士が不足すれば、2週間以内に宅建士を補充する必要があるのです。
そのため、喉から手が出るほど宅建士を欲する求人も少なくありません。
そうでなくとも、独占業務も含め全てひとりで仕事を完結できる人材は重宝されるでしょう。
また、仮に不動産業界への就職・転職でなくても宅建士を取得できるほどの努力家であることは高く評価されます。
私の知り合いでも、宅建士の資格を活かして転職をした方が数人います。
宅建士があれば転職できるというほど簡単なものではありませんが、間違いなく有利に働くはずです。
④ 一生涯有効である
宅建士証は5年ごとに更新が必要ですが、宅建士の資格は一生涯有効です。
一度仕事から離れても、再度、宅建士証の交付を受ければ宅建士として従事することが出来ます。
合格率15~17%という試験ですが、一生涯有効なら頑張れそうですね!
私自身、手に職を付けるということに憧れていました。大きな企業に勤めていても、いつ倒産するか、いつ解雇されるか分からない時代。
そんな時、一生モノの国家資格を保有しているということが、非常に心強いと確信しています。
⑤ 副業としても稼げる
2021年4月から、不動産売買におけるオンライン重説(重要事項説明)が解禁されました。
これまで買い手と対面して行ってきた重要事項説明が、オンラインで可能になったのです。
それに伴い、フリーの宅建士に重要事項説明を業務委託するケースも増えてきたため、不動産業界で勤務しなくとも、副業として宅建士資格を活用することが出来ます。
1時間5,000円の重要事項説明を毎週5件こなせば、月に10万円稼ぐことが出来るのです。
副収入を得ることで、経済的にも、精神的にも余裕ができること間違いなしです。
まとめ
以上、宅建士取得のメリットを5つご紹介しました。
宅建士試験の合格には、およそ300~350時間の勉強が必要と言われています。
しかし、上記のメリットを考えれば、十分頑張る価値はありますね!
ぜひ、モチベーション高く挑戦していきましょう。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました!