FP2級技能士のきのこです。
「FPは使えない」といった意見はよく見られますよね。
確かに、転職などで役立つものではないので、その点を「使えない」と評価する方は多いと思います。
しかし私自身は、実生活に役立つ資格であると思っており、「最高に使える資格!」と評価しています。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
本記事では、FP取得後、この1~2年で、実生活で役立てた経験を3つご紹介します。
FP資格を取得しようか悩んでいる、取得したもののどう役立てたら良いかわからない、といった方の役に立つかもしれません。
資格は取得しただけでは意味がありません。活かしてこそ真価を発揮するものです。
FP資格が実生活ですぐに役立った話 3選
① 保険を見直しました
日本は、社会保障の手厚い国です。
健康保険や雇用保険の内容をしっかりと学ぶことで、必要な保険/不要な保険の判断ができるようになりました。
そして、自分や家族の年齢・家族構成・収入・将来設計を考えた上で、無駄な保険を解約しました。
結果的に、月5000円ほど保険料を下げることができました。
また、姉の保険も全て見直してあげました。保険ではなく自分で万が一に備える方法なども含め、丁寧に説明しました。
姉の場合、月に3~4万円ほどの保険料を払っていましたが、結果的に、月2万円以上も保険料を下げることができました。
保険料は下げれば良いというものではありませんが、本当に必要な保険だけに絞り込むことで、固定費の削減効果があります。
② 投資をはじめました
金融商品の種類や投資の仕組みを学んだことで、資産運用の重要性に気付きました。
これを機に投資の勉強をはじめ、証券口座の開設・インデックス投資を始めるに至りました。
「投資=ギャンブル」「貯金こそが正義」と思っていた自分から、大きく変わることができました。
銀行の金利とインフレを考えると、資産を守りながらも積極的に運用をすることが必要だと、今では感じています。
現在、これまでの貯金を切り崩しながら、また保険で節約したお金も含め、月17万円ほどを投資に回しています。
私の投資先は、全世界やS&P500を中心としたインデックス投資です。
今後、更に金融リテラシーを高め、高配当株などにも挑戦したいと考えています。
③ 初めて確定申告をしました
確定申告をしたことがありませんでした。
そもそも、恥ずかしながら確定申告で何を申告できるのかを知りませんでした。
FPで税の仕組みを勉強したことで、確定申告の仕組みを理解することが出来ました。
年末調整で申告できるもの、確定申告で申告できるものは違っていること、自分が確定申告によって還付を受けられることを知りました。
医療費控除等を申告し、結果的には、45,000円ほど還付を受けることができました。
将来、私は事業を始めたいと思っています。
自分で事業をする場合には、税制の知識は必須です。
その時に役立つ情報・考え方を学べたことは非常に大きかったと感じています。
まとめ
取得後たった1~2年ですが、FP資格はこんなにも人生に役立つのかと実感しています。
世の中には、知らないと損をすること、知っていれば得をすることが山のようにあります。
「一生懸命働いて節約して貯金」だけがお金との付き合い方ではないということを、改めて学びました。皆さんも、FP資格を取得して、上手にお金と付き合っていきましょう。
特に今の若い世代は、将来の年金額が期待できないことから、自分で資産形成をしていく必要があります。政府はその手助けとして、NISAやiDeCoといった税優遇措置も設けています。しっかり学んでおきたいですね。
繰返しになりますが、資格は「取得した後どう使うか」が醍醐味です。
取得しただけで満足せず、実生活の様々な場面で役立ててくださいね!
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最後までお読み頂き、ありがとうございました!