宅建試験に独学4カ月で一発合格したきのこです。
多くの方が、宅建の勉強で最後に手をつけるのが「税その他」ではないでしょうか。
「なんだかおまけみたいだし、気楽に何となく勉強すればいいか~」と思っているそこのあなた!
気を抜いていけません!
宅建試験の全50問中、8問が税その他から出題されます。
私はここもしっかりやり抜き、8問全問正解しました。
しかしこれは、特別凄いことではないんです。
範囲も狭く出るポイントが絞られているため、しっかり対策をすれば8問Getできますよ!
本記事では、法令上の制限を学習する上での心得や具体的なポイントをお伝えします。
ぜひ参考にしてください。
なお、オススメの学習順番やまとめノート作りについては、以下の記事で解説しています。
税その他 勉強の心得 3つ
① 過去問のみでOK
基本的には過去問と同様の問題が出ます。
引っ掛け問題やひねった問題は比較的少ないため、過去問のみを徹底的に練習しておけば問題ありません。
また、土地・建物の分野については、しっかり対策をしても分からない問題が出る可能性もあります。
その点は頭の隅に入れておきましょう。
② 分からなければ常識的に考える
その他の分野(広告・土地・建物)の中には、常識的に考えれば解ける問題も少なくありません。
問題文の中にヒントが隠れていることもあるため、落ち着いて問題と向き合う姿勢を大切にしましょう。
③ 税金は3問のみの出題であることを忘れない
税金が苦手と感じる方も多いと思いますが、税金は3問のみの出題です。
ここに時間を掛けすぎて、宅建業法などが疎かにならないよう、注意が必要です。
税その他 具体的な勉強ポイント 5つ
① 税制度は特例を中心に
税金については、特例が中心に出題されます。
当然、特例を勉強するためには原則も必要ですが、特例の要件についてはしっかりと押さえておくことをお勧めします。
② 不動産取得税/固定資産税は交互に出題される傾向
近年の実績では、毎回この2つは交互に出題されています。
2017年10月 固定資産税
2018年10月 不動産取得税
2019年10月 固定資産税
2020年10月 不動産取得税
2020年12月 固定資産税
2021年10月 不動産取得税
2021年12月 固定資産税
ということは、2022年10月は…不動産取得税?
責任はとれませんが、山を張るのもひとつの手です。
③ 住宅金融支援機構の業務内容は2つだけ勉強する
住宅金融支援機構には多くの業務内容が出てきますが、出題のほとんどは「証券化支援業務」「直接融資業務」についてです。
この2つにフォーカスして勉強を進め、余裕が出来たら他の業務内容も確認しましょう。
④ 統計は試験1週間前からでOK
1週間前と書きましたが、前日でも良いかもしれません。
細かい数字を覚えるとしたら、宅建業者の数のみでOKです。
その他の細かい数字はほとんど覚える必要はありません。
「〇年ぶりに上昇」「〇年連続下降」といった傾向だけはしっかりと掴んでおきましょう。
⑤ 土地・建物については深入りしない
心得にも書いた通り、土地・建物の分野については、しっかり対策をしても分からない問題が出る可能性もあります。
そのため、深入りしすぎても点数に結び付かない傾向にあります。
「こんなもんか」と考えて、あまり時間を掛けすぎないよう注意してください。
まとめ
はじめにも書いた通り、税その他はしっかり対策をすれば満点も狙える科目です。税制度への苦手意識が強い人も多いかと思いますが、ポイントを絞って勉強することで、負担を軽くしましょう。
また税その他には、「5問免除」という制度があります。
詳しくは以下の記事をお読みください。
他の科目についても、勉強ポイントを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
厳選オススメ通信講座もありますので、独学に限界を感じた方は参考にしてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!