【WordPress初心者向け】カテゴリー・タグの正しい使い方 よくある失敗例とは

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カテゴリー・タグイメージ 副業/趣味

本記事はこんな方にオススメ!

  • 適当にカテゴリー分けをしている
  • タグを上手に使いこなしたい
  • カテゴリーとタグの使い分け方がわからない

WordPressには、カテゴリーとタグがあります。
どちらも「記事を探す際のキーワード」になることは間違いありません。

しかしこの2つ、似て非なるものなんです。

上手に使い分けることができるか/できないかで、読者の利便性にもSEOにも大きな影響が出ます。

本記事では、初心者向けにカテゴリーとタグの使い分けを丁寧にわかりやすく解説します。

これさえ読めば、2つの違いを明確に理解することができます。
よくある失敗例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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カテゴリーの正しい使い方

① MECE(モレなくダブりなく)を意識する

カテゴリーを作る際は、MECE(モレなくダブりなく)が鉄則です。
つまり、「2つのカテゴリーにも属してしまう記事」「どのカテゴリーにも属さない記事」が生まれないように構成を考えるのです。

例えば、「都道府県」でカテゴリー分けすれば完全なMECEです。
スポーツであれば、「野球」「サッカー」「バスケットボール」などとカテゴリー分けすることもできるでしょう。

もしカテゴリー分けが上手にできない場合は、「切り口を変えたらMECEにできないかな」と考えてみてください。
例えば旅行ブログの場合、場合によっては「都道府県別のカテゴリー」ではなく、「ご飯/観光/体験などのジャンル別カテゴリー」の方が良いかもしれません。

② 必要に応じて子カテゴリーを作る

子カテゴリーを作成することで、より細かく分類することができます。
「都道府県」という親カテゴリーの下に、「市町村」という子カテゴリーを作るイメージです。

ただし、初心者のうちはあまりオススメできません。
管理が複雑化し、MECEが崩れやすくなるからです。

まずはカテゴリーを1階層で管理し、50記事を超えた辺りから、必要に応じて子カテゴリーを作成していくとよいでしょう。

カテゴリーのよくある失敗例

① 粒度の違うカテゴリーを作成してしまう

カテゴリーを並べた時に、その粒度が違いすぎるのは問題です。

例えば、「和食・洋食・ラーメン」とくると違和感がありませんか?
「映画・音楽・スラムダンク」というのも違和感がありますよね。

カテゴリーは、同じレベルの括りで作成していくことが必要です。
上記の例で言えば、「和食・洋食・中華」、「映画・音楽・漫画」にすべきです。

② ひとつの記事に複数のカテゴリーを設定してしまう

WordPressでは、ひとつの記事に複数のカテゴリーを設定することが可能ですが、これは絶対にやめましょう。
サイト設計や記事管理が難しくなってしまうからです。

カテゴリーは、前述したようにMECE(モレなくダブりなく)です。
つまり、正しくカテゴリーが作成できていれば、「どちらのカテゴリーにも当てはまる」なんてことは起こりえないはずです。

もし、「どっちに入れたらいいんだろう」と悩んでしまうような記事があるとすれば、それはカテゴリー設定を見直す必要があります。

③ 「その他」カテゴリーを作成してしまう

つい作成してしまいがちですが、「その他」カテゴリーも作成すべきではありません。

カテゴリー分類に悩んだ記事を放り込めるので便利ではあるのですが、半年後には「その他」カテゴリー内に記事が溢れかえり、ブログのコンセプトがズレてしまうでしょう。

また、運営者からしたら便利な「その他」カテゴリーですが、読者目線では、「その他」内を見てみたいとは全く思いませんよね。

タグの正しい使い方

① ひとつの記事に複数設定OK

タグはその名の通り、「付箋を貼る」イメージです。
Instagramのハッシュタグと同じ使い方だと理解すればOKです。

「○○県のオススメディナー」という記事に対して、「フレンチ」「デート」「記念日」など、関係するタグを貼り付けていきます。

ひとつの記事に複数設定することができますし、むしろたくさんのタグを設定することで、読者が好みに応じて記事を絞り込むことが可能になります。

② カテゴリーを跨いだ記事検索を可能にする

タグは、カテゴリーを気にせずに設定可能です。

例えば「都道府県カテゴリー」に分けられている場合、記事ごとに「フレンチ」「イタリアン」などのタグを設定しておけば、そのタグを通じて全都道府県の「フレンチ」「イタリアン」に関する記事を検索できますよね。

読者目線で、どんなタグを貼り付けたら使い勝手が良いか考えることが大切です。

タグのよくある失敗例

① 似たようなタグを複数作成してしまう

例えば、「スノボ」と「スノーボード」は同じ意味ですよね。
他には、「車」と「自動車」は、厳密には違うかもしれませんが、一般的には同義と言って良いでしょう。

こうした似たようなタグを複数作成してしまうのは完全にNGです。

Aという記事には「スノボ」タグ、Bという記事には「スノーボード」タグ、という設定がされていては、読者がタグを通じて読みたい記事を適切に絞り込めませんよね。

定期的にタグ一覧を確認し、統合すべきものはするようにしましょう。

② ひとつの記事しか該当しないタグを作成してしまう

記事を書いた時に思いつきでタグを設定していると、「その記事しか該当しないタグ」がどんどん増えていきます。

タグはあくまで、「記事を絞り込むためのもの」です。
ひとつの記事しか該当しないようなタグであれば、それはタグの役割を果たしていません。

なお、今はひとつしか該当しなくても、今後関連記事を書く予定という場合には、作成してもOKです。

③ 読者が必要としないタグを作成してしまう

Instagramなどでは、「#最高」「#また行きたい」など、ありとあらゆるタグを設定する方も多いと思います。

しかしこれは、ブログではNGです。
あくまで、「そのタグを読者が必要とするか」を考えて作成するようにしましょう。

まとめ

カテゴリーの正しい使い方

① MECE(モレなくダブりなく)を意識する
② 必要に応じて子カテゴリーを作る

カテゴリーのよくある失敗例

① 粒度の違うカテゴリーを作成してしまう
② ひとつの記事に複数のカテゴリーを設定してしまう
③ 「その他」カテゴリーを作成してしまう

タグの正しい使い方

① ひとつの記事に複数設定OK
② カテゴリーを跨いだ記事検索を可能にする

タグのよくある失敗例

① 似たようなタグを複数作成してしまう
② ひとつの記事しか該当しないタグを作成してしまう
③ 読者が必要としないタグを作成してしまう

「カテゴリーとタグって何が違うの!?」と悩んでいた方も多いと思いますが、本記事を参考に正しく使い分けてください。

カテゴリー分けがしっかりとしていると、サイト構成が格段に分かりやすくなります。
また、タグが効果的に設定されていると、読者が目的の記事を探しやすくなり、ブログ滞在時間が上がります。

ブログ運営をするなら、カテゴリーとタグを侮るなかれです。

なお、初心者がブログを継続するコツについては、以下の記事をお読みください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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きのこのプロフィール

日系メーカー勤務。
マンネリ化した日々に危機を感じ、1年間で宅建士・FP2級技能士の資格を取得。

『ゼロイチきのこブログ』では、私が「やって良かった」「もっとこうしたら良かった」と感じたことを素直に発信しています。「自分もやってみよう」と皆さんに思って頂けるような内容をお届けできれば嬉しいです。

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