同じ企業に勤務していたとしても、どの部署で働くかによって、やりがいや生活は大きく変わります。
あなたも、「あの部署で働きたい」「あんな仕事がしたい」と、他部署への異動を希望しているひとりかもしれませんね。
本記事では、希望の部署に異動させてもらえないワケと、異動させてもらうための3つのStepをご紹介します。
紹介する方法は、ちょっと過激な方法かもしれません。
しかし、私を含め何人もの同僚・知人が、実際にこの方法で希望の部署への異動を勝ち取っています。
ぜひ、参考にしてください！
希望の部署に異動させてもらえないワケ
きっと皆さんの中には、既に異動希望を出していたり、上司に移動したい旨を伝えていたり、何かしらの行動を起こされている方も多いと思います。
しかし、それがなかなか通らないから、悩んでいるのですよね。
では、なぜ会社は異動希望を聞いてくれないのでしょうか。
それには、主に3つの理由が考えられます。
① 希望先の部署が人員を必要としていない
まず、あなたの希望先の部署が新たな人員を必要としていないという場合があります。
そうなると、なかなか会社も異動を認めるわけにはいきません。
もしくは、特殊な経験やスキルが必要な仕事である場合、求められる能力をあなたが有していないという可能性もあります。
② 今の部署が優秀なあなたを手放したくない
あなたが優秀すぎるあまり、手放したくないと思われているかもしれません。
異動したいあなたにとっては非常に迷惑な話ですが、組織として考えた際には、今の部署にいてもらった方がありがたいのです。
③ 社員に対して優位性を保っていたい
「異動したい」という社員の希望を簡単に聞いてしまうと、会社が社員に舐められてしまう恐れがあります。
会社として、社員に対する優位性を保持するためにも、しばらくは異動希望を無視するという方針があるかもしれません。
希望の部署に異動するための3つのStep
なかなか異動希望が通らない理由については、上記の通りです。
しかし、これを理解したところで「じゃあしょうがない」とはならないですよね。
ここでは、そんなあなたに究極の方法を伝授します。
Step① 今の部署で信頼を得る
まずは、今の部署で信頼を得ることを第一に考えてください。
目の前の仕事もロクにできない人間が、他の部署に異動したいだなんて100万年早いです。
あなたが上司なら、ちゃんと働かなかったり、ミスが多かったりする部下の要望を叶えて上げようと思いますか？
思いませんよね。
まずは直近の上司を味方につけることが第一です。
なお、上司に信頼される部下の特徴については以下の記事をお読みください。
Step② 希望先の部署に必要な能力を身に付ける
次のStepとして、希望先の部署に必要な能力を身に付けましょう。
「経理希望であれば簿記を学ぶ」「営業希望であればコミュニケーション能力を伸ばす」「システム希望であればプログラミングを学ぶ」「海外赴任希望であれば英語を学ぶ」など、思いつく限りの努力をしましょう。
その部署に知り合いがいるなら、必要な能力や具体的な仕事内容を聞いてみるのもひとつの手です。
そして、その努力は、なるべくアピールすることが大切です。
口だけではなく、あなたが本気でその部署に異動したいということを上司にも見せつけるのです。
「見せない努力」も格好良いですが、ここでは「見せる努力」が大切です。
Step③ 「異動できないなら会社を辞めます」
今の職場で信頼を勝ち取った！希望先の部署に必要な能力もある程度身に付けた！という方は、いよいよこの言葉を言う時が来ました。
「異動できないなら会社を辞めます」
この通りに言う必要はありませんが、自己実現のために転職も厭わないという決意を、しっかりと言葉で伝えましょう。
Step①②ができる時点で、周囲と比較しても優秀な社員となっているはずです。
会社にとって、「居てもらわなくてはならない人」であることは間違いありません。
そんなあなたに辞められてしまうくらいなら、希望通り異動させてあげて会社に残ってほしいと思うのが普通です。
こうして、あなたは晴れて希望部署への異動を勝ち取ることができます。
まとめ
① 希望先の部署が人員を必要としていない
② 今の部署が優秀なあなたを手放したくない
③ 社員に対して優位性を保っていたい
Step① 今の部署で信頼を得る
Step② 希望先の部署に必要な能力を身に付ける
Step③ 「異動できないなら会社を辞めます」
ちょっと強引なやり方に聞こえるかもしれませんが、正直、ここまで強く出ないと希望を聞き入れてもらえないことが多いです。
また、このやり方には、当然リスクがあります。
Step③で「じゃあ辞めていいよ」と言われてしまえば、会社を辞めざるを得ませんからね。
何かを成し遂げるには、常にリスクが付き物なのです。
ただし、Step①②がしっかりできている人は、そのリスクをほぼゼロにすることができますね。
「異動希望を出しても聞いてもらえない」と嘆いてばかりいては、時間を無駄にしてしまいます。
正しい努力と正しい交渉で、自分の未来を切り拓いていきましょう！
最後までお読み頂き、ありがとうございました！
