きのこです。
新卒で大手メーカーに就職し、現在は商品企画業務をしています。
製造業(メーカー)で働くって、どんなイメージでしょうか?
もちろん、製造ラインで働くのか、営業として働くのか、職種によってその働き方や魅力は違います。
本記事では、そうした職種で絞らず、「製造業に携わっている人の働きがい」というテーマで、私が実感している3点をご紹介します。
これから就職・転職を考えている方にはぜひ知って頂きたい魅力です。
番外編もありますので、ぜひ最後までお読みください!
では、さっそく見ていきましょう。
製造業(メーカー)で実際に働いて感じたやりがい 3選
① 自分が携わった商品が世の中に出る喜びがある
これは王道中の王道ですね。製造業(メーカー)の醍醐味です。
自分が作った商品・自分が携わった商品が市場に出回り、街中で目にした時こそ、最も大きな喜びを感じる瞬間と言えるでしょう。
当然、最終製品ではなく部品・部材を製造している企業もあります。
もしくは、企業向けの製品であり、街中ではそうそう見かけないという場合もあるでしょう。
しかし、製品という実態がある以上、「誰の何に役立っているか」が明確であることに違いはありません。
部品や部材のひとつでも欠けてしまえば、最終製品は機能しなくなるからです。
自分の仕事が形になり、こんなことに役立っていると確認できることは、仕事をする上で大きなやりがいに通じます。
② ものづくりの奥深さに気付く
製造業は、日本の中枢とも言える産業です。
日本は古くから「ものづくり」へこだわり続け、品質面では世界トップレベルを走り続けています。
Made in JAPAN というだけで世界中から一定の評価を受けているのも事実です。
そんな企業で実際に働くと、外から見ていた以上に品質へのこだわりの強さを感じます。
特に経験の長い技術者は、その分野で日本中の誰にも負けないほどの知見を深めているものです。
日々変化する市場の要望に、最新の技術で挑戦し続ける姿を目の当たりにすることができます。
ものづくりの奥深さに気付くことで、日本のことがもっと好きになるかもしれませんね。
③ コストの考え方が身につく
製造業の仕事で最も重要なのがコストの考え方です。
「いくらで作ったモノをいくらで売るか」ということですね。
当然ですが、利益を最大化するためには、「安く作って高く売ること」が重要です。
値段をいくら引き上げても販売量が落ちないのであれば幸せですが、そう上手くはいきません。
やはり「いかに安く作るか」が重要になってくるのです。
商品が「実体」としてある製造業(メーカー)だからこそ、コストの考え方や見識が深くなります。
コストが見えるようになると、社会を見る視点が変わります。
私自身、「この商品はこの部分で材料費を削っているな」「どうやってこの価格を実現しているんだろう」と、思い巡らすことも少なくありません。
番外編:福利厚生が充実している
もうひとつ、製造業(メーカー)で働くメリットとして、福利厚生の充実も挙げられます。
すべての製造業(メーカー)に共通するわけではありませんが、傾向としては間違いありません。
福利厚生が充実していると、出費が抑えられます。
仕事選びをする際、収入ばかりに目が行きがちですが、「出費が少なくて済む」というのも重要な指標です。
実際、私は会社の借上社宅に住んでいますが、家賃の7割は会社負担です。
住宅費で浮いた分を貯蓄や投資に回して生活しています。
まとめ
ここで紹介した3点+α以外にも、業界や作っている製品によって、独自の働きがいや魅力もあるはずです。
私自身、「モノを作って売る」という商売の原点を経験したいと思い、製造業(メーカー)への就職を決意しました。
製造業(メーカー)に少しでも興味のある方は、ぜひ挑戦してみると良いと思います。
なお、製造業(メーカー)で実際に働いて感じた大変さについては、以下の記事で解説しています。
併せてお読みください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!