大企業に勤めていると、周りから「安定していて良いね」「辞めない方が良いよ」といった声を掛けられることが多々あります。
しかし、大企業で6年働いている経験から、「大企業=良い環境」とは思えないことが多いです。
大企業病の苦しみについて、詳しくは以下の記事で解説しています。
本記事では、大企業若手社員が転職を考え始めるべき瞬間をご紹介します。
これらをすべて満たす方は、今すぐに転職エージェントに登録することをオススメします。
ただし、「安易に転職すること」は断じてオススメできません。
「今の環境の中で如何に努力するか」という視点も忘れないよう、注意してくださいね。
では、さっそく見ていきましょう。
大企業若手社員が転職を考えるべき瞬間 3選
① 働き方が自分に合わない時
大卒で大企業に就職すると、多くの場合は「総合職」での採用になります。
総合職の場合、全国の支店や事業所、更に会社によっては海外に転勤する可能性があります。
こうした転勤を伴う働き方が合わないと感じる人も多いと思います。
その他、9時-5時の固定的な働き方・大企業ならではの固い雇用制度にマッチしないと実感している方もいるはずです。
独身の時と、結婚して家庭を持った時でも、考え方は変わりますよね。
特に、長時間労働やハラスメントが原因で、心身に悪影響を及ぼしている方は、今すぐにでも転職を考えるべきです。
② 過去1年以内にやりがいや達成感を感じた仕事がない時
過去1年間を振り返って、やりがいや達成感を感じた仕事はあったでしょうか?
多くの大企業には、「無駄」「非効率」が蔓延しています。
そうした仕事に時間を取られ、何も決まらない会議に出席し、自分が何を生み出しているかも分からないまま日々を過ごしている方も多いと思います。
確かに世の中、人に感謝される仕事ばかりではないのも事実です。
組織が大きくなればなるほど、「調整」「管理」といった仕事が必要になります。
しかし、仕事には必ず、「ゴール」「あるべき姿」があるはずです。
あなたがその仕事にやりがいを見出せなかったり、何の達成感も感じていないとすれば、それは転職を考えるべきと言わざるを得ません。
また、人はやりがいを感じられない時、「静かな退職」という選択をすることがありますが、正直これはオススメできません。
詳しくは以下の記事で解説しています。
③ 目標となる上司や先輩がいない時
「こんな人になりたい」「こんな風に働きたい」といった、目標となる上司や先輩は周りにいますか?
もし答えがNOであれば、そこで働いていてもあなたは成長しません。
そのままその環境にいれば、10年後・20年後にはその先輩・上司と同じような自分になるはずです。
自分がこの会社を変えるんだというだけの気概があれば別です。
しかし大企業ともなると、いくら若手が声を上げたとしても、そう簡単に会社は変わるものではありません。
信頼のできる人の下で働くことは、最も早く成長するために重要なことです。
ここに居続けることが、自分の成長の機会を奪っていることを自覚しましょう。
早い段階で転職を考えるべきです。
まとめ
「環境のせいにしてばかりの人=転職しても上手くいかない」というのは真実です。
しかし大企業の場合、若手が環境を変えることは非常に困難であり、自分の努力や創意工夫だけではどうにも上手くいかないケースも多々あります。
安易に転職すべきではないと思いますが、本記事で紹介した3点がすべて当てはまるという場合には、まずは転職エージェントに登録してみると良いでしょう。
他の企業を知ることで、自分の会社をより客観視できるというメリットもあるからです。
「仕事に不満/不安があってもやもやする」「キャリアアップしたいが方法が分からない」といった悩みをお持ちの方は、一度、キャリアアップコーチングの無料面談を試すのも良いでしょう。
なお、大企業で優秀な人ほど転職してしまう理由については、以下の記事で解説しています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!