仕事がデキる人は、電話をほとんど使いません。
メールでの仕事を基本としています。
あなたの周りの「仕事がデキる人」を思い浮かべてください。
きっと、電話片手にせかせかしている姿ではなく、パソコンでサクサクと仕事を進めている姿を思い浮かべますよね?
もしあなたが、「電話ばかりしてくる上司に困っている」という場合、その上司は、残念ながら「仕事がデキる」とは言えませんね。
併せて以下の記事をお読みください。
本記事では、仕事がデキる人が電話を使わない理由を5つご紹介します。
これを読めば、きっと電話を嫌いになるはずです。
では、さっそく見ていきましょう。
仕事がデキる人が電話を使わない5つの理由
① 相手の時間を奪うことを避けるため
仕事がデキる人は、時間の重要性を知っています。
自分の時間はもちろん、相手の時間も重要だと深く理解しています。
そのため、むやみに相手の時間を奪うことを嫌うのです。
「電話を掛けた方が早い」と思っているのは、掛ける側だけです。
掛けられた側は、やっていた作業を中断させられ、集中力や時間を奪われてしまいますよね。
② 言った言わないのトラブルを避けるため
電話は口頭でのコミュニケーションであるため、言った言わないのトラブルのもとになります。
そうしたトラブルは、結果的に、余計な業務が増えたり、相手に言いくるめられてしまったりといった最悪の事態を引き起こします。
無駄な仕事を増やさず、自分の身を守ることを考えると、電話でのコミュニケーションは非常にリスクが大きいのです。
重要な会話ほど、メールなどの文面を使って記録に残していくことが重要ですね。
③ 明確に意思を伝えるため
人は、言葉で話すより、文字に書いた方が、明確な意思表示ができます。
特に仕事における「依頼」「説明」などの内容は、文章化して論理的に組み立てる方が確実に相手に伝わるのです。
また、時には図や表などの資料を添付することで、より伝わりやすいものになります。
更に受け取った側も、メールであれば後から見返すことができるというメリットがあります。
仕事がデキる人は、「一発で相手に伝えること」が最も効率的だと知っているため、電話を使いません。
電話だと、「話す順序が前後して分かりにくくなってしまう」「伝えたつもりなのに伝わっていない」といったことが起こりやすいからです。
なお、「伝わるメールの書き方」については、箇条書きが必須です。
詳しくは、以下の記事をお読みください。
④ 結論を求めているため
「電話で色々と話したけど、結局どんな結論になったか分からなくなってしまった」という経験はありませんか?
人は電話をすると、相手の顔色をうかがって言葉が曖昧になったり、余談に走って本題を忘れてしまったりします。
その結果、「明確な結論が出ないまま電話を切ってしまう」のです。
雑談やちょっとした相談であれば話は別ですが、「結論が出ない電話」は時間の無駄としか言いようがありません。
常に結論を求めて仕事を進めている「デキる人」にとって、電話でのコミュニケーションは好ましくないのです。
⑤ 情報蓄積の重要性を理解しているため
当然ですが、電話には「蓄積機能」がありません。
その場限りのコミュニケーションであり、録音でもしない限り、振り返ることはできませんよね。
仕事において、情報の蓄積は非常に重要です。
「いつ頃に話したか」「誰が何と言っていたか」「何を聞かれて何と答えたか」といった情報が、後から必要になることは少なくありません。
メールでのやりとりであれば、年単位で、大量の情報を確実に蓄積していくことができます。
電話で聞いて理解した気になる
⇒ 忘れる or 分からなくなる
⇒ 電話だったので振り返れない
⇒ 電話で聞いた方が早いと考える
⇒ 電話を聞いて理解した気になる
⇒ 忘れる or 分からなくなる
という無限ループの人をよく見かけますが、本当に仕事がデキない人の典型ですね。
まとめ
今日からあなたも、仕事における電話を減らせるよう、努力しましょう。
電話には、たくさんのデメリットがありますので、まずはそれらを理解することが大切です。
そして、電話を掛ける前に、本当に電話が必要か考えてみてください。
通常、業務において「電話の方が伝わりやすい」というのは甘えであることが多いです。
「伝えるための文章力が自分にないこと」が、相手の時間を奪って良い理由にはなりません。
「では電話は完全に不要か」と言われれば、そんなことはありません。
電話を使うべき場面もありますので、併せて以下の記事をお読みください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!