【宅建試験】問題の解く順番・時間配分・効率よく解くためのテクニック3選

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試験時間イメージ 資格/勉強

本記事はこんな方にオススメ!

  • 宅建試験で問題を解く順番が知りたい
  • 宅建試験の時間配分がわからない
  • 効率よく問題を解くためのテクニックを知りたい

独学4ヵ月で宅建試験に合格したきのこです。

宅建試験は、時間との戦いです。
いくら勉強を頑張っていても、「時間内に解くこと」ができなければ、合格はできません。

120分で50問を解くということは、1問あたり2分少々。
4択問題ですので、1つの選択肢に30秒しか使えない計算になります。

無駄な時間を徹底的に排除し、最も効率よく試験を進めるためには、解く順番や時間配分を事前に決めておくことが必要なのです。

本記事では、宅建試験の問題を解く順番・時間配分・効率よく解くためのテクニックを丁寧に解説します。

きのこ
きのこ

私自身が実践した内容です。
この通りに行えば、当日、時間が足りずに焦ることはありませんよ!

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宅建試験の構成

解く順番や時間配分を考える前に、まずは構成について正確に知ることが重要です。

宅建試験は、以下の構成になっています。

  • 問1〜14:権利関係(民法)
  • 問15〜22:法令上の制限
  • 問23~25:税
  • 問26〜45:宅建業法
  • 問46〜50:その他(5点免除)

試験時間は13:00~15:00の2時間です。
5問免除を受けている人は、10分間短縮され、14:50までとなります。

5問免除について知りたい方は、以下の記事をお読みください。

宅建試験 解く順番・時間配分

ではさっそく、オススメの解く順番・時間配分を紹介していきます。

  • [13:00~13:30]
    問26〜45:宅建業法
  • [13:30~13:40]
    問46〜50:その他(5点免除)
  • [13:40~13:55]
    問15〜22:法令上の制限
  • [13:55~14:00]
    問23~25:税
  • [14:00~14:40]
    問1〜14:権利関係(民法)
  • [14:40~15:00]
    マークシート・見直し

ポイント① 民法(権利関係)は最後に解く

まず、民法(権利関係)が最も得意だという方以外、問1から順に解いていくのはオススメできません。

民法(権利関係)は、選択肢が長く複雑で、難易度も高い科目です。
民法(権利関係)に想定以上の時間を使ってしまったり、難しくて解けなかったりすると、別の科目にも影響が出ます。
焦ってケアレスミスを引き起こすなど、実力が十分に発揮できない可能性があります。

民法(権利関係)は最後に回しましょう。
試験終了まで時間を掛けても大丈夫だという安心感を持って、じっくり解くことをオススメします。

ポイント② まずは宅建業法を速く完璧にこなす

多くの受験生にとって、得点源となるのは宅建業法です。
しっかり勉強してきた宅建業法を最初に解くことで、自信をつけましょう。

引っ掛け問題も少なく、過去問をしっかり繰り返せば、8~9割は正解できはずです。
(逆に、宅建業法で得点できない人は、宅建試験の合格は難しいとも言えます。)

宅建業法は20問出題されますが、30分で解き切りましょう。
ここである程度の余裕を作っておかないと、後半の民法(権利関係)で苦労します。

ポイント③ ページの行き来はなるべく減らす

「宅建業法から始まり、民法(権利関係)で終わる」これは鉄則です。
あとは、他の科目(16問)をどの順番で解いていくかという問題が残っています。

正直、どんな順番でも大差はありません。
難易度や所要時間も、似たり寄ったりだからです。

そのため、最も効率が良いのは「ページの行き来を減らすこと」だと言えます。
そう考えた場合、宅建業法の流れで問50まで解き切り、次に問15~25を順に解くことが理想的です。

これら16問は、1問2分を意識して解きましょう。
そうすれば、残り約1時間を民法(権利関係)に充てることができます。

効率よく解くためのテクニック3選

理想の時間配分は理解したが、果たしてそんな理想通りにいくのかと不安になりますよね。

ここでは、効率よく試験を解き進めるためのテクニックを3つご紹介します。

① マークシートは後回し

1問解き終わるごとにマークしていくのはやめましょう。
以下のようなデメリットがあります。

  • マーク位置を間違えてしまうリスク
  • 問題冊子とマークシートを行き来する時間ロス

問題用紙の各選択肢に○×を付けていきましょう。
そして、確実にこれが答えだと分かった問については、余白に大きく「1」「2」などと答えを記入しておきましょう。

問題がほぼすべて解き終わった段階で、まとめてマークをしていきます。
こうすることで、無駄な時間を徹底的に排除することができます。

ただし、試験時間終了直前になってしまわないように注意も必要です。
万が一、筆記用具を落としたり、壊したりした場合に間に合わなくなってしまうからです。

② 分からない問題はすぐに飛ばす

解いていて分からない問題が出てきたら、すぐに飛ばしましょう。
分からない問題に時間を使うより、分かる問題で確実に点数を取ることが重要だからです。

特に宅建試験の場合、「過去問をやっているだけでは絶対に解けない問題」が毎年、数問出題されます。
これらは、解けなくても全く問題はありません。みんな解けないからです。(笑)

「見たことない」と思った問題はさっさと飛ばし、無駄に時間を使ってしまわないよう注意しましょう。

③ 選択肢は全て読まない

宅建試験は4択ですが、4つ全ての選択肢を読む必要はありません。

例えば、選択肢1を読んでそれが確実に答えだとわかったなら、選択肢2~4は読まずに次の問に進みましょう。
特に宅建業法の場合は、「これが答えだ」と分かるケースが多いと思います。

こうすることで、劇的に時間を短縮することができます。

「選択肢を全て読まないなんて不安すぎる!」と感じる方も多いと思います。
しかし、最後に余った時間を使って読まなかった選択肢を読んだら良いのです。

選択肢を読まずに飛ばすには、慣れが必要です。
模擬試験などで練習し、「読まずに飛ばす勇気」を身に付けると良いでしょう。

まとめ

宅建試験 解く順番・時間配分
  • [13:00~13:30]
    問26〜45:宅建業法
  • [13:30~13:40]
    問46〜50:その他(5点免除)
  • [13:40~13:55]
    問15〜22:法令上の制限
  • [13:55~14:00]
    問23~25:税
  • [14:00~14:40]
    問1〜14:権利関係(民法)
  • [14:40~15:00]
    マークシート・見直し
効率よく解くためのテクニック

① マークシートは後回し
② 分からない問題はすぐに飛ばす
③ 選択肢は全て読まない

実際に試験当日は、緊張のせいか、慎重になっているせいか、普段よりも時間が掛かってしまう傾向にあります。
模擬試験で理想通りの時間配分で解けたとしても、当日に同じように解き進めることは難しいのです。

そのため練習の際は、当日の理想より更に速く解くことを目標にすると良いでしょう。

時間を制す者は、宅建試験を制す!
皆さんが宅建試験に合格されることを応援しています!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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きのこのプロフィール

日系メーカー勤務。
マンネリ化した日々に危機を感じ、1年間で宅建士・FP2級技能士の資格を取得。

『ゼロイチきのこブログ』では、私が「やって良かった」「もっとこうしたら良かった」と感じたことを素直に発信しています。「自分もやってみよう」と皆さんに思って頂けるような内容をお届けできれば嬉しいです。

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