大手メーカーで商品企画業務をしているきのこです。
あなたは、上司からの電話に困っていませんか?
テレワーク中、何かある度に電話を掛けてくる上司っていますよね。
しかも大抵の場合、話を聞いてみると、メールなどテキストで送ってくれた方が分かりやすいというケースばかりです。
アポもなく掛けてきて30分も40分も話されると、本当に嫌になります。
「でもサボってるとは思われたくないし、電話に出るしかない…」そんな方も多いのではないでしょうか。
本記事では、上司が必要以上に電話を掛けてくる理由と、電話が多すぎる上司の対処法を3つご紹介します。
テレワークでより快適に仕事をするために、ぜひ参考にしてください。
上司はなぜ電話を掛けてくるのか
そもそも、上司はなぜそんなにも電話してくるのでしょうか。
電話が好きなのでしょうか。
「内容も薄いし、緊急性も低いし、何のために電話を掛けてくるのか分からない」という方も多いと思います。
① 電話=コミュニケーションだと考えている
今やテレワークが主流となり、顔を合わせる機会が激減しました。
そのため、上司は「電話で声を聞くこと=良好なコミュニケーション」と考えているのです。
電話を使えば、メールだけでは気付けない部下の悩みを察知できる可能性があります。
あなたからしたら「迷惑」と感じる電話も、上司からしたら大事な気遣いかもしれませんね。
② 黙って仕事をすることが嫌い
営業職の上司にありがちですが、黙々と1人で仕事をするのに耐えられないというケースです。
誰かと話しながら仕事をしたいため、気軽に話せる部下をターゲットに電話をしてくるということです。
もしくは、「アイデアは雑談から生まれる」と考えていて、意識的に話相手を探している可能性もあります。
③ サボっていないか確認している
オフィスワークと比較し、テレワークでは緊張感が低くなるのは当然です。
つい気を抜いて、サボったり昼寝をしたりしてしまう人もいるのではないでしょうか。
あなたの上司は、抜き打ちで電話を掛けることで、あなたがサボっていないか確認をしている可能性があります。
④ メールで仕事ができない
その上司は、ちゃんとメールを処理できていますか?
メールを処理できていない場合、上司は「電話でしか仕事ができない人」かもしれません。
メールが処理できていない
→ 案件が理解できない
→ 電話で聞いた方が早いと考える
→ あなたに電話を掛ける
→ 電話だから記録に残らない
→ またわからなくなる
→ 電話で聞いた方が早いと考える…(以下略)
という無限ループにいるタイプの人です。
もしくは、あまりにもタイピングが遅すぎて、電話を掛けた方が楽だと考えている可能性もあります。
とにかく仕事ができないタイプの上司なので、要注意ですね。
電話が多すぎる上司の対処法 3選
では、どのようにしたら上司からの電話を減らすことができるでしょうか。
ここでは、3つのアイデアを紹介します。
① 週に1度、雑談タイムを設定する
例えば、毎週(月)の朝に15分程度、敢えて雑談タイムのミーティングを設けます。
個別でも、チーム単位でも構いません。
「テレワークで同僚と距離ができてしまいました。良好なコミュニケーションをとるために、少しだけ雑談ミーティングを設けませんか?」と提案すれば良いのです。
無駄な電話をするような上司ですから、この程度の提案なら賛同してもらえるはずです。
その場で近況や悩みなどをざっくばらんに話すことで、上司から個別の雑談電話を減らすことができるでしょう。
少し面倒と思われるかもしれませんが、これは時間があらかじめ決まっているミーティングです。
「突然電話が掛かってきて雑談されるストレス」よりもずっと良いとは思いませんか?
② 業務進捗メールを定期的に送る
定期的に、業務進捗メールを送りましょう。
抱えている案件、それぞれの課題・進捗を一通りまとめて上司に共有するのです。
最低でも週に1回、可能であれば毎日が良いでしょう。
普段、あなたの仕事が気になって電話を掛けてきている場合、このメールを送ることで電話回数を劇的に減らすことができます。
③ スケジューラに予定を詰め込む
社内/チーム内でスケジューラを共有している場合、そこに予定を詰め込むこともひとつの手です。
予定が入っていないと、「ちゃんと仕事をしているのかな」と疑われたり、「予定なさそうだし電話しても良いだろう」と思われたりします。
ミーティングや会議の予定は当然入っていると思います。
それ以外に、「会議資料作成」「問合せ対応」など、自身の仕事内容をそのままスケジューラに入れるようにしましょう。
「この仕事をしているので邪魔しないでください」というアピールが大切だということです。
まとめ
上司が嫌がらせで電話をかけてくるというケースは珍しいと思います。
ですので、「あなたに電話を掛けなくても済む」もしくは「電話を掛けにくい」という状況を、上手に作っていきましょう。
私の場合は、上司との面談の際に「困っていることはないか」と聞かれたので、「突然電話をかけてきて1時間取られるのは困ります」と正直に伝えました。
それからは、電話自体も減り、要件だけで済むようになり、事前に「15分電話して良い?」と聞いてくれるようになりました。
上司との関係性にもよりますが、結局は直接伝えることが1番効果的だと思います。
勇気を出して伝えることも検討してみてください。
自分と合わない上司に悩んでいるという方は、以下の記事も併せてお読みください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!