FP2級技能士のきのこです。
FPを受験する方々の中には、資格試験が初めて/久しぶりだという方も少なくないでしょう。
前日までに何を準備したらよいのか、当日はどんな流れなのか、不安に感じていますよね。
試験に100%集中するためには、事前に流れを把握し、適切な準備をすることが不可欠と言えます。
本記事では、試験前日までの事前準備・当日の流れや過ごし方について詳しく解説します。
これを読めば、余計な不安は全て無くなるはずです。
受験生が試験前に知っておくべき内容が盛りだくさんですので、ぜひ、最後までお読みください。
試験前日までの事前準備/注意点
持ち物
試験実施団体から指示される持ち物は以下の通りです。
上記のものがあれば、とりあえずは受験することが可能です。
しかし、これだけで十分かといえば、そうではありません。
以下のリストにあるものを、必ず持っていくようにしましょう。
ぜひ、参考にしてください。
歯ブラシ?と思われた方もいるかもしれません。
FP試験は、午前が筆記試験、午後が実技試験となっており、途中に昼食を挟みます。
昼食中に歯に食べ物が挟まってしまったら…午後の実技試験に集中できませんよね。
万が一に備えて、歯ブラシは必ず持っていくようにしましょう。
服装
天気予報で気温を調べて、服装を事前に決めておきましょう。
試験会場は、感染症対策のために、定期的な換気を行う可能性が高いです。
屋内だからと油断せず、必ず上着を持参しましょう。
試験会場の環境に合わせて調整がしやすいよう、脱ぎ着しやすい服装がオススメです。
経路・所要時間
原則、公共交通機関を利用するようにしましょう。
多くの場合、会場周辺に十分な駐車場がなく、また渋滞などの恐れもあるからです。
会場までの経路と所要時間を確認し、余裕を持って起床時間・出発時間を設定しましょう。
起きてすぐは頭が働きませんので、試験開始3時間前(=7時)には起床することをオススメします。
昼食(下調べ)
試験会場付近に事情に詳しいという方は少ないと思います。
昼食をどこでとるか、事前に下調べをして候補を検討しておきましょう。
試験当日は、近所のレストラン・コンビニ等が受験生で混雑する可能性が非常に高いです。
心配だという方は、昼食を事前に購入してから試験会場に向かうと良いでしょう。
試験当日のスケジュール/注意点
スケジュール
大まかには、以上のような流れになります。
以下、詳細を順に解説します。
当日の勉強
会場に到着したら、筆記試験の勉強を優先しましょう。
実技試験の勉強は、昼休みにもできるからです。
試験当日、色んなテキストやノートを持って行ったものの、何を勉強したら良いか分からず、
ただパラパラとテキストを見るだけで終わってしまった…という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、間違えた問題や、苦手な科目の過去問を繰り返し解くと良いでしょう。
事前に勉強内容を決めておけば、試験直前の時間を最大限に活用することができます。
直前の復習に、ぜひ以下の記事をご活用ください。
試験時間
学科試験は、3級/2級ともに120分間です。
実技試験は、3級が60分間、2級が90分間です。
着席時間
試験開始の20分前から、注意事項の説明が始まります。
したがって、学科試験では9:40、実技試験では13:10には着席する必要があります。
不正行為をしてしまった場合、「注意事項を聞いていなくて知らなかった」は通用しません。
注意事項説明は必ず聞くようにしましょう。
遅刻
遅刻した場合、試験開始後30分以内であれば入室が認められます。
しかし、遅刻した分の試験時間延長は認められませんので、ご注意ください。
途中退室
試験開始後60分経過時から、試験終了の10分前までであれば途中退室可能です。
学科試験が早く解き終わった方は、途中退室して実技試験の勉強をすると良いでしょう。
なお、3級実技試験の途中退室はできません。
自己採点
試験日の17:30に、申込団体の公式ホームページにて、模範解答が公開されます。
合格基準は6割以上です。自己採点をして確認すると良いでしょう。
なお、2級の実技試験に関しては、問題ごとに配点が異なります。
配点の公式発表はありませんので、正確な合否は合格発表までわかりません。
まとめ
以上、FP試験前日までの事前準備・当日のスケジュールについてご紹介しました。
当日に余計な心配をしないためにも、事前準備を怠らないようにしましょう。
朝起きてから慌てて持ち物や服装の準備をすると、きっと忘れ物をしてしまいますよ!
FP試験は丸一日かかるため、想像以上に体力を消耗します。
前日は不安な気持ちもあると思いますが、早めに寝て休息をとりましょうね。
皆さんが、100%の実力を出し切れるよう、応援しています!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。