【我慢の限界】仕事ができる人ほど「損」をする!5つの理由と3つの解決策

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損イメージ 仕事/駐在

本記事はこんな方にオススメ!

  • 社内/組織内で自分ばかりが仕事を振られている気がする
  • 仕事ができるという理由で損をしているように感じる

大手メーカーで商品企画業務をしているきのこです。

「仕事ができる」というのは、社内・組織内で評価されるために最も大切な要素です。
仕事ができる人は周りから信頼され、場合によっては重要な役割に抜擢されることもあるかもしれません。
しかし一方で、「仕事ができるがゆえに損をしている」というケースが多いのも事実です。
本記事を読んでいるあなたも、仕事ができるという理由で色々なことを押し付けられ、我慢の限界なのではないでしょうか。

きのこ
きのこ

自分で言うとアホっぽいのですが、私自身、仕事はできる方です。
ですから、「仕事ができる」という理由で損をしてきた経験を嫌というほど持っています。

本記事では、仕事ができると損をする5つの理由と、3つの解決策を紹介します。
ぜひ、最後までお読みください。

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仕事ができる人の特徴

まずは、どんな人が「仕事ができる」と評価されるのか、ざっと見ていきましょう。

  • 仕事の処理速度が速い人
  • システムやツールに精通している人
  • 固有のスキル(外国語/プログラミングetc)を持っている人
  • 先を見通し効率的な思考/作業をする人
  • 上層部の意思を適切に汲んで実践できる人

単に「仕事が速い」「効率的」ということだけでなく、「自分だけのスキルを持っている」「上層部の意思を汲む」ということも社内/組織内で「仕事ができる」と評価されるための大切な要素となります。

仕事ができると損をする5つの理由

では、なぜ仕事ができる人が損をするのでしょうか。
損をする理由を、5つご説明します。

① 周りから暇/余裕があると思われる

仕事ができる人は、時間内に自分の仕事を終えることができます。
時間を如何に効率よく使うかを常に考えており、目標から逆算して行動しているからです。
皆が残業する中、定時で退社する方も多いのではないでしょうか。

そうすると、周りの人からは、「あの人は暇そう」「まだ余裕がありそう」と思われてしまいます。
同じだけ、もしくはそれ以上の仕事をしているのに、そんな風に思われるのは損としか言えません。

② 自分の仕事を終えると次から次へと仕事を任される

「暇そう」と思われるだけなら、まだ許せます。
しかし実際には、自分の仕事を終えると、次から次へと別の仕事を任されるのです。
新しい案件であったり、仕事ができない人のサポートであったり、内容は様々です。

特に、複雑・面倒・緊急の仕事は、「仕事ができる人」に任されます。
理由は簡単です。仕事ができる人に任せれば、納期通りにしっかり終えてくれるからです。

なんでこんなに自分ばかり仕事をしなければいけないんだと感じている人も多いと思います。

③ 周囲が甘えてくる

上司から仕事を振られるだけでなく、周りからも甘えられます。
「これってどこに保存されてるっけ?」「あれっていつが納期だっけ?」と、調べればすぐに分かることも、「あなたに聞いた方が早い」と考えられていることが多いです。
聞く方は楽ですが、聞かれる方はその度に時間を取られ、集中力を切らされるのですから、たまったものではありません。

それだけでなく、「手伝って」「一緒に考えて」と頼まれることもあります。
仕事ができる人に頼めば、きっと効率の良い方法でできるはず、良いアイデアが出てくるはず、と思っているのです。

④ 仕事ができることを正当に評価されない

上記のようなことが起きたとしても、それ相応の評価や給与がもらえるのであれば、納得できます。
しかし実態として、正当に評価されることはほとんどないのです。
特に大企業にもなれば、年に1回しか評価されず、評価による昇給額の差も微々たる程度、というケースが少なくありません。

私の勤める企業でも、A評価とB評価では月に数千円程度しか給与が変わりません。
「こんなに頑張って数千円なら、頑張りたくない」と思ってしまうのは普通のことですよね。

⑤ 責任ばかり押し付けられる

増えた仕事を正当に評価されないばかりか、肩書や役割だけは押し付けてくる会社/組織があります。
「肩書/役割がある=責任がある」ということです。

上層部や外部に対する説明責任、部内のマネジメント責任、新人の教育責任…上げればキリがないですが、仕事ができる人には、こうした責任が嫌というほど押し付けられてしまうのです。

損をしている人の3つの解決策

「仕事ができる=損をする」という状態から解放されるための方法は、以下の3つしかないと考えます。

① 目的意識を持つ

「損をしている」と感じるのは、「自分には何のメリットもない仕事だ」と捉えているからです。
任された/手伝わされた仕事のひとつひとつに、目的意識を持って取り組んでみましょう。

「新しい知識やスキルを身に付ける」「人脈を作る」「成果を作ってキャリアアップに役立てる」などの目的意識を持つことで、その仕事をすることにメリットを感じるかもしれません。

社内/組織内で信頼を得ることは、社会人としての大切な基盤です。
与えられた仕事以上のことを積極的にすることで、「なくてはならない存在」「いざという時に頼れる存在」になっていくという意識が大切です。

様々な業務に携われることを「得だ」と感じられる自分になれることが、最も幸福な道ではないでしょうか。

② サボる

目的意識を持てるほど、モチベーションの湧く仕事ばかりではないと思います。
「そこまでして仕事をしたいと思わない」という方も多いのではないでしょうか。

そんな場合、解決策として最も簡単な方法は、サボることです。
自分の仕事を早く終わらせず、時間いっぱいまで使うことで、他の仕事を任されることを防ぎます。
「既に持っている仕事でいっぱいいっぱいだ」と上司に分かってもらうためには、多少の残業も必要かもしれません。

仕事ができる人にとっては、逆に苦しい選択になるかもしれません。
「何のために仕事しているんだろう」「空いた時間で何をしたら良いんだろう」と考えてしまいますよね。
サボって空いた時間を自由に使える環境なら良いと思いますが、単に暇つぶしをすることで自己肯定感が低くなってしまっては、あまり良い選択とは言えないでしょう。

③ 転職する/事業を起こす

「仕事ができる人への異常なシワ寄せの状況を深刻に捉え、会社の体質が変わる」ということはほとんど無いでしょう。
仕事ができる人に頼めば何とかなり、大きなトラブルも起きていないため、会社/組織に変革意識は生まれにくいのです。
会社/組織が改善しないということは、仕事ができる人の苦しみは一生続くということです。

①②を実践しても苦しいという場合には、転職するか、事業を起こすしか方法はありません。
「自分の仕事は自分でする」「同一労働同一賃金」「仕事が正当に評価される」といった社風の企業を探すことが、解放への近道でしょう。

まとめ

仕事ができると損をする5つの理由

① 周りから暇/余裕があると思われる
② 自分の仕事を終えると次から次へと仕事を任される
③ 周囲が甘えてくる
④ 仕事ができることを正当に評価されない
⑤ 責任ばかり押し付けられる

損をしている人の3つの解決策

① 目的意識を持つ
サボる
③ 転職する/事業を起こす

会社に限らず、どんな組織でも「できる人に任せられる」というのは世の常です。
「その会社/組織のために自分の時間を全て捧げてもいい」「仕事が趣味だ」という人以外、給与は変わらないのに自分ばかりが仕事を任されている状況に喜びは感じないと思います。

ただ、「仕事ができる」ということは素晴らしいことです。
この悩みを持っていること自体に、自信を持ってください。
環境を変えるより、自分を変えることで、少しでも苦しみを軽減させられると良いと思います。

もしあなたが、仕事が遅い部下/後輩にイライラしてしまうという場合は、以下の記事も併せてお読みください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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きのこのプロフィール

日系メーカー勤務。
マンネリ化した日々に危機を感じ、1年間で宅建士・FP2級技能士の資格を取得。

『ゼロイチきのこブログ』では、私が「やって良かった」「もっとこうしたら良かった」と感じたことを素直に発信しています。「自分もやってみよう」と皆さんに思って頂けるような内容をお届けできれば嬉しいです。

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