宅建士は、独学でも合格が狙える資格試験です。
実際に私も、独学4カ月で一発合格しました。
詳しくは以下の記事で解説しています。
しかし実際に、独学でなかなか合格できないという方も多くいます。
「もう限界…」と感じている人もいるのではないでしょうか。
果たして、「合格できる人」と「合格できない人」は何が違うのか。
挫折してしまう前に、その違いをしっかりと知り、対策をとることが大切です。
本記事では、独学で宅建士に合格できない人の特徴を解説し、厳選した超オススメ通信講座を3つご紹介します。
独学に限界を感じている方は、ぜひ最後までお読みください。
独学で宅建士に合格できない人の特徴
とても当たり前の話ですが、宅建に合格できない理由は、以下の3つしかありません。
宅建は、「正しく学習すれば必ず合格できる資格」なのです。
① 勉強時間を確保できていない
勉強時間を確保できていない人が落ちるのは当然ですよね。
しかし、不合格の原因は勉強不足だという人が、圧倒的に多い印象です。
インターネットで検索すると、「合格には300時間必要」という情報が見られます。
実際に私も、320時間ほど勉強し合格しました。
まずはこの300時間をしっかりと確保できるよう、計画を立ててください。
計画を立てても、遊び・趣味などの誘惑に負けてしまっては意味がありません。
「落ちたら来年また受ければいいや」という甘えを捨て、誘惑に打ち勝つ自分になる必要があります。
② 勉強方法が間違っている
いくら時間を確保できたとしても、勉強方法が間違っていては合格に結び付きません。
スケジュールの立て方、教科書・参考書の活用方法やノートの作り方、暗記の仕方など、自己流でなんとなく勉強していませんか?
詳しくは以下の記事も併せてお読みください。
確実に合格するためには、実際の試験で問われる論点や、どんな引っ掛け問題があるか等、しっかりと把握した上で学習を進める必要があります。
特に資格試験に慣れていない方は注意が必要ですね。
③ 勉強期間を掛けすぎている
「え、期間が長い方が余裕を持って勉強できるから良いよね?」と思った方、要注意です。
勉強期間が長すぎると、中だるみしてしまったり、初めに勉強した内容を忘れてしまったりします。
短期集中が合格の鉄則なのです。
では、理想的な学習期間はどの程度か。
答えは「4~5カ月」です。
昼間は仕事などで時間が取れない人が、夜や休日を使って学習を進める場合であっても、4~5カ月あれば合格レベルまで到達できます。
コラム:宅建試験は難化している!?
もうひとつ、宅建試験の合格が難しい理由として、宅建試験自体が年々難化していることが挙げられます。
YouTubeの解説動画の充実などにより、独学者のレベルが上昇しています。
宅建試験は上位15~17%で合格ラインを引いているため、受験生のレベルが上がれば試験を難化させざるを得ないのです。
また、2022年には『正直不動産』がドラマ化されたこともあり、一段と人気の高い資格試験になったことも影響していると言います。
独学+通信講座をオススメする理由
独学だけで合格が難しいという人には、通信講座を受講することをオススメします。
① 自分にプレッシャーを掛けられる
通信講座に申し込むことで、自分を「勉強モード」に切り替えましょう。
やはり、たったひとりで学習するより、「自分を見ている誰か」を感じながら学習をする方がプレッシャーを感じるものです。
また、「受講料を支払っている以上は必ず合格したい」と、勉強へのモチベーションに繋げることもできるでしょう。
② 学習ポイントを掴みやすい
講座によって様々ですが、動画解説が充実している通信講座も少なくありません。
ひとりで教科書をイチから学習するのと、宅建試験のプロがポイントを絞って教えてくれるのでは、学習効率に雲泥の差があります。
ポイントを絞って学習を進めたい人にとっては、通信講座が必須といえるでしょう。
③ サポート体制が充実している
どうしても理解できない時、分からない問題に出くわした時、質問できる先生がいることは非常に有難いものです。
自分ひとりで解決するには時間が掛かりますし、結局理解できずに放置してしまう可能性もあります。
通信講座を活用し、理解度を最大限まで引き上げましょう。
コラム:通信講座は高い!?
「通信講座には興味があるけど、お金がもったいない」と感じる人も多いと思います。
私も、可能な限りお金を掛けずに学習したいタイプですので気持ちは分かります。
しかし、考えてみて頂きたいのです。
- 通信講座を受講せずに今年不合格、来年再受験
- 通信講座を受講して今年合格
この2つでは、どちらが “高い” でしょうか?
1年後に再受験する際、仮に200時間の勉強をするとします。
あなたが時給1,000円で働けるとすれば、200時間=20万円の価値があります。
対して、通信講座の受講料は様々ですが、安くて2万円から、高くても20万円程度です。
こう考えた時、本当に通信講座が高いと言えるでしょうか。
言えませんよね。
不動産業界に勤務し、宅建士を取得すれば給与UPするという方であれば、尚更です。
目先の金額ではなく、長い目で判断することが必要です。
宅建士オススメ通信講座
ここでは、オススメの通信講座を3つご紹介します。
「通信講座の種類が多すぎて何を選んだらよいか分からない!」という人は、これら3つから選べば、まず間違いありません。
① フォーサイト <圧倒的合格率>
フォーサイトは、何と言っても合格率の高さがズバ抜けています。
フォーサイト受講生の2021年度の合格率は、驚異の82.0%です。
宅建試験自体の合格率が15~17%ですから、その高さがいかに凄いか分かりますね。
更に2020年からは、「不合格者への全額返金制度」も導入しました。
「絶対に合格させる」というフォーサイトの自信がありありと伺えますね。
また、他の通信講座と比較してテキストが薄く、要点が絞って学習を進められる点も高評価のポイントです。
② スタディング <業界最安値>
価格で選ぶのであれば、スタディング一択です。
相場の約3分の1という価格ですので、圧倒的と言えます。
「安くて大丈夫なの?」と不安になりますよね。
この安さの理由=スタディングのデメリットは、「質問対応サービスがないこと」です。
質問したい人にはオススメできませんが、逆に質問しない人にとってはコスパは最高です。
また、スタディングは独自のスマホ学習システムを持っており、隙間時間で学習を進めたい人に非常にオススメできる通信講座です。
③ アガルート <バランス型>
価格・教材・内容など、非常にバランスのとれた通信講座です。
最大20%OFFの各種割引制度もあるので、ぜひチェックしてください。
また、合格者向けの全額返金保証がある点も大きなポイントです。
一発で合格する自信のある方にとっては、非常に魅力的ですよね。
集中力が持続するように、講義動画は1本10分程度の長さとなっています。
効率の良く学習するための工夫が凝らされています。
ただし、スマホを活用した学習システムなどの充実度は他講座と比べてやや見劣りします。
まとめ
通信講座は、独学の良さと予備校の良さを兼ね備えた学習方法です。
独学で自信がない人、一度不合格になってしまった人は、通信講座の受講を前向きに検討しましょう。
本記事で紹介した3つであれば、まず間違いないと言えます。
なお、各科目の学習ポイントは以下の記事で解説しています。
併せてお読みください。
宅建は、正しい努力すれば必ず合格できる資格試験です。
諦めることなく、一緒に頑張りましょう!